フラー株式会社を退職し、合同会社ヘマタイトに入社しました
この記事は退職者 Advent Calendar 2017の 2 日目の記事です。
前置き
2017 年 9 月 30 日に、フラー株式会社を退職しました。 フラーに入社したのが 2015 年 10 月半ばで、その前も 1 ヶ月ほどインターンをしていたので、 2 年ほどお世話になっていました。
フラー株式会社での最終出勤日を終えました。
— あらや (@_araya_) 2017年9月15日
退職エントリーは後ほど pic.twitter.com/Y5C6slYICS
翌日、10 月 1 日に合同会社ヘマタイトに入社し、現在楽しく働いています。
退職エントリを書き途中で長らく放置していたのですが、 ちょうど退職者 Advent Calendar が目に留まりこれは良いと思って即参加登録しました。
フラーでやっていたこと
フラーでは主に Web フロントエンドを担当していて、同社が展開しているApp Ape の開発に携わったり、 グロースハック的なもので色々な LandingPage を作るなどしました。
たまに、サーバーサイドや Android なんかもやりましたが、7 割以上 Web フロントをやっていたんじゃないかと思います。
なぜフラー(FULLER)に入ったか
FULLER と出会ったのは高専時代に FULLER の CEO が学校に講演に来たのがきっかけでした。 FULLER のようなベンチャー企業との出会いは学校に閉じこもっていた僕にとってかなりの衝撃で、 それからベンチャーで働くことに興味を持ち、FULLER という存在が憧れになりました。
それから 3 年ほど経ち、高専専攻科に在学中の夏休みに FULLER でインターン、 その直後に専攻科を休学し入社しました。(同年度 3 月に退学しています。)
FULLER に入った決め手はシンプルで、「めっちゃワクワクしたから」というのが最大でした。
今思うと決め手に若さを感じます。
インターンしているとき、これから FULLER はどんどん成長していきクールな製品を
世の中に生み出していく ということを確信していた僕は、FULLER という会社に心を奪われ、入社を決意しました。
学校を休学して FULLER に入るという決断をしたとき、応援してくれた研究室の先生方や両親に今でもとても感謝しています。頭が上がりません。 :bow:
FULLER に入社してから
入社後すぐにアメリカでの開発合宿に連れていってもらったり、
その直後にそこそこの規模の新プロジェクトにアサインされたり、
入社後 1 ヶ月後にはすでに最前線で戦っていました。
CEO や CTO は「戦いの中でしか成長できない」ということを言っていて、
これは今でも僕のマインドセットのコアになっています。
僕が入社した頃、FULLER は創業 4 年を迎えようとしていて、20 人くらいの会社でした。
それから 5 周年を迎え、会社名をフラー株式会社に改め、ロゴも新しくなりました。
それからさらに 1 年後、僕が退社するころには社員数は 50 人ほどになっていました。
フラーという会社や、そのサービスが大きくなっていく過程を自分自身で感じることができた経験は大きかったと思っています。
フラーは 5 周年を迎えたときに、「フラーメンバーの心得」という、行動規範のものを作っていて、
「フラーの良さ」がそこに凝縮されいます。
その中の 1 つの項目が今も僕の心に強く焼き付いていて、座右の銘を聞かれたらこれを答えます。
本当に迷ったら、楽しい方を選べ。
転職
フラーで働き始めて 1 年半ほど経った頃、他の事業や技術に挑戦したくなってきました。
それとは別に、単純にお金を稼ぎたかったので、2017 年の 3 月から、以前から知り合いだった
@umisamaがやっているヘマタイトという会社で、
パートタイム契約で副業を始めました。
転職活動を始めたのはそれから 2 ヶ月くらい後のことで、いくつかの会社の人事の方々とお話させていただきましたが、最終的にヘマタイトに正社員として入社することに決めました。
最大の決め手となったのは、リモート・フルフレックスタイムで働けるという点でした。
この働き方はフラーにいるときからやってみたかったことで、現在はこの制度を最大限いかして仕事しています。
転職して業務開始1日目なんですが、「自宅でけものフレンズをスピーカーとサブディスプレイで垂れ流しながら仕事できる職場、最高かよ」ってなってます
— あらや (@_araya_) 2017年10月2日
リモート・フルフレックスで働いてみての所感は今度またブログに書きたいと思います。
最初の会社に入るときも、今回の転職も、履歴書・職務経歴書 -> 面接
といった採用フローをまともに
受けてないので、もし次があったらそういうのも経験したいなと思います。
退職直前にやったこと
プロジェクト的には、機能開発のほうからフェードアウトし、 フレームワークのバージョンをあげたり、lint をちゃんと回すようにしたり、CI まわりを整備したりしていました。
あとは、フラーメンバーに対して、「これだけは絶対にやるべき」というあることをプレゼンしたり、 退職日に社内ドキュメント共有ツールにポエムを投稿したりしました。
なお、このポエムは 1 ヶ月後抹消することに成功しています。
前職を退職する直前にQiita::Teamに投稿したポエム、そろそろ賞味期限切れだと思うのでこのツイートを見た方は消しておいてください...
— あらや (@_araya_) 2017年11月7日
放った刺客により、前職のQiita::Teamに投稿したポエムを削除することに成功した
— あらや (@_araya_) 2017年11月10日
数百行の lint エラーを直し、言いたかったことを言ってすっきり退職しました。
退職直前に負債を出来る限り返済するの、気持ちよく退職できるのでおすすめです。
ヘマタイトでやっていること・やりたいこと
ヘマタイトでは受託開発をやったり、「セキュリティと教育」をメインの事業領域として、自社開発をやっています。
ヘマタイトはフルタイムの社員が 4,5 名程度の小さな会社です。 少ない人数で多くの開発を回しているおかげで、多様な技術に触れられ、技術者としてかなり楽しく働いています。
まだ入社したばかりだというのもありますが、ヘマタイトでやりたいことは本当に色々あって、
- ヘマタイトって何の会社?って聞かれたときに「これ作っている会社です」ってドヤ顔で言えるような製品を作る
- 収益あげて社員全員で富豪になる
- 実装も見た目もかっこいいプロダクトを作る
- 技術の共有を効率良く行い、社内の技術レベルをあげる
- とにかく楽しくものづくりをする
- エンジニアリング以外にも、UI/UX、マーケティングのスキルを少しでも身につける
- 対外的発信能力の向上(テックブログとかやりたい)
などなど。僕が勝手に言っているだけなので他のメンバーからストップがかかるかもしれませんが、こんなことを目指してやっていきたいです。
最後に
今までお世話になった皆様に感謝しつつ、これからもやっていきます:muscle:
よろしくおねがいします :clap: